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スーパーロボット大戦 鋼の超感謝祭2021レポート

2021年7月11日、シリーズ30周年を記念したオンラインイベント「スーパーロボット大戦 鋼の超感謝祭2021」を開催しました。前回の25周年イベント「鋼の超感謝祭2016」は舞浜アンフィシアターにて行われましたが、昨今の情勢を受けてファンや出演者の方々の安全を考慮し、オンラインでの配信・生番組に変更。感染症対策をしっかり行ったうえで、バンダイチャンネル、ニコニコ生放送、YouTube Live、LINE LIVEにて配信をしました。

前回とは異なるオンラインのみのイベントとなりましたが、チャット欄では国内外を問わず、「スパロボ」ファンのコメントが飛び交い、従来の感謝祭にも負けない盛り上がりとなっていました。ご覧くださった皆様、ありがとうございました!

今回の感謝祭は、休憩を交えつつの2部構成で約6時間にわたって行われた長丁場のオンラインイベント。第1部では、『スーパーロボット大戦30』の第一弾PVや『スーパーロボット大戦DD』の最新情報をはじめ、豪華ゲストによるスーパープレミアムライブや裏話も飛び出すトークが展開。続く第2部ではスーパーロボット大戦のシリーズプロデューサーである寺田貴信と豪華声優陣が各種グッズを紹介するトークショーを行うなど、オンラインでの開催とはいえ、今までのイベントにも負けない盛り上がりを見せる熱いイベントになったと思います。



▲スパロボ30とスパロボDDの追加情報発表


▲レジェンドトークでは裏話も!?


▲画面越しにも熱気が伝わってくるスーパープレミアムライブ


▲第2部は、生スパロボチャンネルでも恒例のグッズ紹介のコーナー!

例年とは異なるオンライン配信で始まったプロローグ

番組は、「スパロボ」関連の放送ですっかりおなじみとなったお笑いコンビ・がっつきたいかさんたちの前説からスタート。開始前の時点から、日本語、中国語、韓国語、英語など、世界各国の言語によるコメントがチャット欄を賑わせ、注目されているなと感じました。

バンダイナムコエンターテインメントの『スーパーロボット大戦DD』を担当しているオオチヒロアキプロデューサーの冒頭挨拶から、歴代のタイトルロゴが映像で流れたあと……サプライズゲストである声優の神谷明さんが登場! 「スパロボ」の歴史とともに歩んできたレジェンド声優である神谷さんの開幕の宣言は、ファンの皆様にも喜んでいただけたようで、コメント欄も大賑わいでした! 立て続けに現れたのは、スーパーロボット大戦をこよなく愛し、歌い続けるあの人! 我らが水木一郎さんです!! 「スパロボ」の歴史に欠かせないレジェンド2人が、この日のために駆けつけてくれました。

水木一郎さんは、代表曲である「ぼくらのマジンガーZ」を魂の底から熱唱。代名詞ともいえる「ゼェェーット!」の雄たけびは健在。魂を震わせながら歌うその雄姿に、コメントでは多くのファンから「アニキありがとう!」のメッセージが流れ、感謝が尽きない状態となっていました。

そして、第1部がスタート。総合司会を務める声優の置鮎龍太郎さんによる番組の内容紹介後、いよいよ本番に。スーパーロボット大戦シリーズを長年にわたってプロデュースし続けてきた寺田貴信シリーズプロデューサーが、袴姿で登壇! ここ数年「スパロボ」シリーズの新作を発表する場合は、必ず紋付袴の正装で登場してきた寺田貴信シリーズプロデューサー。袴姿を見ただけで、ピンと来た視聴者の方も多かったと思います。

「まずスーパーロボット大戦30周年を迎えるにあたり、参戦作品の原作を生み出した先人の偉大な方々、その版権を管理される版権元のみなさん、バンダイナムコエンターテインメントをはじめとするパブリッシャーの方々。そして、スーパーロボット大戦のゲームを作ってくれるスタッフ。そして最後に30年間応援を続けてくれたユーザーの皆さんに厚く御礼申し上げたいと思います」と感謝の念を述べた寺田貴信シリーズプロデューサー。さらに、「今回の収録スタジオは、はじめてテレビに出演した場所とまったく同じ場所」であり、30年経って帰ってきた感覚だと語りました。

知り合いであるアジアのクリエイターを例に挙げ、海外でも「スパロボ」がきっかけでクリエイターを目指した人がいることから「偉大なクリエイターが作ってきたものを受け継いで、後世に引き継いでいくことがスーパーロボット大戦の仕事であり、使命であると思っています」と挨拶。30年という長いシリーズの歴史を感じさせるコメントとともに、番組が始まりました。


▲4月からスーパーロボット大戦DDを担当しているオオチヒロアキプロデューサー


▲「スパロボ」と言えば、やっぱりこの人! たくさんの主役を演じた神谷明さん!!


▲オープニングセレモニーは水木一郎さんのライブ!


▲正装で登場した寺田貴信シリーズプロデューサーの姿に、ファンの期待値も最高潮!

30周年記念レジェンドトーク 神谷明×水木一郎×寺田貴信
最初のコーナーは、レジェンドゲストを招いて行われた「レジェンドトーク 神谷明×水木一郎×寺田貴信」。オープニングを飾った神谷明さんと水木一郎さんが、寺田貴信シリーズプロデューサーと想い出話に花を咲かせました。気になるその中身は、最初に「スパロボ」の収録を始めた直後の寺田貴信シリーズプロデューサーの想い出からスタートしました。その時、神谷明さんから「昔の声をそのままコピーするのだけはやりたくない」と言われたと回想。「作品自体が、自分の中で生き続けている感覚で演じたい」という神谷明さんらしい発言が、それ以降の「スパロボ」の収録にも大きな影響を与えていたことがわかりました。

続けて、水木一郎さんとの想い出話に。寺田貴信シリーズプロデューサーが、はじめてサウンドの収録に立ち合ったのが水木一郎さんのレコーディングだったため、ハードルが高かったと告白。本番でほぼ一発撮りで収録される水木一郎さんを見て、それが普通だと思っていたものの特殊過ぎる例だったと語り、司会の置鮎龍太郎さんも「一発はあり得ない」と驚愕。

そこから「スパロボ」の収録時におけるエピソードとして、当時から多数のロボットアニメで主役を演じられていた神谷明さんは、「スパロボ」でも同時に何役も録音しているため収録が大変だったこと。ご本人から「最後に収録したゲッタービームが、どうしても届かない感じになってしまってそれだけ撮り直した」というレジェンドならではの苦労が明かされました。ご自身もゲームを嗜まれる水木一郎さんが「俺の歌もいっぱいあるから、ゲームでも流れるようにして欲しい」と、直接寺田貴信シリーズプロデューサーに言ったことがきっかけでBGMの切り替え機能が生まれた――というエピソードには、驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

話は変わり、「スパロボ」が30年続いてきた意義についての話題に。神谷明さんは「原作をリアルタイムで見ていなかった人たちにも、改めて見てもらえる機会になって嬉しかった」と語り、寺田貴信シリーズプロデューサーも「ゲッターやマジンガーといった、原作に関わった方が素晴らしい物を作った作品を世に送り出していくキッカケを作っていきたい」と返すとコメント。水木一郎さんからは『「スパロボ」は演じる側も歌う側も、良い作品だから情熱が入るし、1作品だけではなくずっと歌い続けることだという気持ちがあったから続いた』とありがたいお言葉をいただきました。


▲貴重な収録時の話や裏話が明らかになったレジェンドトーク

『スーパーロボット大戦30』第一弾PV公開&参戦作品発表!

続いて、多くのファンの皆様が待ち望んだことと思われる『スーパーロボット大戦30』の追加情報発表!

参戦作品やシステムの説明を含んだ第一弾PVを初公開しました。2019年の『スーパーロボット大戦T』から2年ぶりとなる家庭用最新作ということで、約10分間にわたる映像の間も、皆様から多くのコメントをいただきました。例年だと会場内が静まり返って息を飲むように動画を見る場面ですが、リアルタイムでコメントできるオンラインならではの興奮がこちらにも伝わってきました。

初公開の映像が終わると、スペシャルゲストを多数招いた最新作の解説コーナーに。引き続き登壇する寺田貴信シリーズプロデューサーをはじめ、声優の緑川光さん、檜山修之さん、オリジナル主人公を演じられた杉田智和さんと相沢舞さん、稲田徹さん、中村悠一さん、ライバルメカのグラヴァリンをデザインした大張正己さん、『スーパーロボット大戦30』を担当する最上頌平プロデューサーという超豪華な布陣でのトークセッションをお届けしました。

「『スーパーロボット大戦T』は6周した」という檜山修之さんの「スパロボ」愛や、映像に「担当したキャラクターが映っていないのに、何の役を演じたのだろう?」とバレバレのとぼけ方をしてから「インスタンス・アブリアクション!」の掛け声を決める稲田徹さんなど、ノリの良い声優陣による楽しいトークが展開。

参戦作品の解説では寺田貴信シリーズプロデューサーから、メインビジュアルの手前にいる真ゲッタードラゴン、νガンダム、マジンガーZ(劇場版 マジンガーZ / INFINITY)の3体は初代「スパロボ」のビジュアルをイメージして置かれていることや、クワトロは裏切らない(※「スパロボ」シリーズではシャア=クワトロが裏切らない場合は事前に通達するのが恒例)こと、「コードギアス 反逆のルルーシュⅢ 皇道」と「勇者王ガオガイガーFINAL」は機体のみの参戦で、ストーリーのベースは「コードギアス 復活のルルーシュ」と「覇界王~ガオガイガー対ベターマン~」であることなどをお伝えしました。

なかでも、視聴者の皆様がコメントで大いに驚いていた参戦作品が「覇界王~ガオガイガー対ベターマン~」でした。この作品は矢立文庫での連載小説が原作で、映像として機体が動いているシーンはありませんでした。今回は特別に小説を執筆した竹田裕一郎さんと米たにヨシトモ監督の監修を受けており、機体の絵コンテなどもサポートされているという公式の全面協力です!

本作では、オリジナル機体として久々の復活である、ヒュッケバインをベースにしたヒュッケバイン30が主人公機に。デザインもキャスティングも30周年の歴史で「スパロボ」に深く関わってきた人たちが参加する記念碑的な作品となっています。

主人公それぞれに用意された主題歌が流れる仕様や、攻略するエリアの順番を自由に選べる新システム「タクティカル・エリア・セレクト」などなど、新情報が盛りだくさん。ユーザーの皆様が気になる部分で言えばDLCでの追加参戦作品かと思います。こちらは家庭用の「スパロボ」としては新しい試みです。

続報をお待ちください!ちなみに、今回はユーザーの需要に合わせてさまざまなバリエーションの限定版や通常版、DLCを準備しております。これまでの作品よりも少し複雑なので、公式サイトをよくご確認のうえ、重複購入されないようにお気を付けください。


▲緑川光さん


▲檜山修之さん


▲杉田智和さん


▲相沢舞さん


▲稲田徹さん


▲中村悠一さん


▲大張正己さん


▲最上頌平プロデューサー


▲初代「スパロボ」をイメージしたメインビジュアル

『スーパーロボット大戦30』公式サイト
https://srw30-thirty.suparobo.jp/

ゼンカイジャーにパックマン参戦! 今年も「スパロボDD」がアツイ!
続いてのコーナーはスマートフォンアプリ『スーパーロボット大戦DD』なのですが……前のコーナーを巻きすぎてしまい、5分間の空き時間が発生。急遽、オオチヒロアキプロデューサーによるトークが行われるところからコーナーが始まりました。

オオチヒロアキプロデューサーと一緒にトークを盛り上げるメンバーは、赤羽根健治さん、阿座上洋平さん、長久友紀さんと、おなじみのスマートフォン「スパロボ」主人公組です。前のコーナーから一転して、一気にいつもの生スパロボチャンネルのような穏やかな空気になりましたが、内容はもちろんサプライズ満載!

まず、1つ目の映像ではスーパー戦隊45周年記念作品「機界戦隊ゼンカイジャー」が期間限定参戦を果たすというビッグサプライズ! スーパー戦隊の参戦自体は「スパクロ」でも行われていますが、放送中のスーパー戦隊が参戦するのは世界初の試みです。主役のゼンカイザー/五色田介人を演じる駒木根葵汰さんからのメッセージ映像もお届けしました。2周年らしい衝撃の展開。「スパロボDD」は、今年の4月にレッドプロデューサーからオオチヒロアキプロデューサーへとバトンタッチしましたが、ある意味で「スパクロ」で数多の意外な期間限定参戦を成し遂げてきた、オオチヒロアキプロデューサーらしさを発揮したコラボになったと思います。

さらに、期間限定参戦はそれだけに留まりません。なんと、「パックマン」&「超合金 パックマン」が期間限定参戦! パイロットのパックマンが、パックマンロボに乗り込んで戦う形になります。現在は武器設定を参戦のために考案中で、参戦は冬頃を予定。
ほかにもゲッターロボアークのアニメ公開ログインボーナスの告知や、主人公のディーダリオンがパワーアップしたディーダリオン・ザアムの紹介、「R-GUN」と「イングラム」が登場するミニシナリオイベント、そして期間合計2,500個のDクリスタル配布キャンペーンなど2周年をお祝いする新情報を公開しました。まさに「今から始めるとお得だよ!」状態です。

※キャンペーン内容は掲載時点のものです。詳細はアプリ内をご確認下さい。予告なく変更・終了になることがあります。


▲赤羽根健治さん


▲阿座上洋平さん


▲長久友紀さん


▲DD主人公の強化形態・ディーダリオン・ザアムが初公開!


▲パックマン&パックマンロボも「スパロボDD」に期間限定参戦!

「スーパーロボット大戦OG」シリーズの今後の展開について
新作の情報だけではなく、ファンにとっては気になっていた「スーパーロボット大戦OG」シリーズについてのお知らせも。寺田貴信シリーズプロデューサーと、オオチヒロアキプロデューサーから直々に、「スーパーロボット大戦OG(OG)」シリーズの今後の展開についての説明をしました。

これまで、「スパロボ」の周年記念イベントでは新作や何らかの形で「OG」シリーズに関する展開がありましたが、今回は「直近でスーパーロボット大戦OGの新作に関する発表はございません」と発表。寺田貴信シリーズプロデューサー自身も、この事実を告げるかどうか迷ってオオチプロデューサーと相談したそうですが、何も言わずにファンの方をやきもきさせるよりは、はっきり「寺田何をやっているんだ!」と言われたほうがいい、と覚悟したうえでの説明でした。

展開が止まっている理由として、寺田貴信シリーズプロデューサーからは、「もともと『スーパーロボット大戦OG』はスタンダードな「スパロボ」と並行して開発を行っているものということがあります。「スパロボ」の開発も昨今の新型コロナウイルス感染症の影響を少なからず受けており、関係者内での協議の結果、「スパロボDD」の運営と「スパロボ30」の開発を優先することにさせていただきました。」と説明が。

オオチヒロアキプロデューサーからも「「OG」の新作に関しては企画を構想中ですが、バンダイナムコエンターテインメントとしても「OG」シリーズを忘れたわけではなく、「スパロボDD」におけるOGキャラの参戦や「スパクロ(※iOS/Androidアプリ「スーパーロボット大戦Ⅹ-Ω」の略称)」でのOG関連イベントは、たいへん多くの支持を受けていました」と続け、関連商品の展開を含めて今後もゲーム内での展開をしていく予定であると伝えさせていただきました。

寺田貴信シリーズプロデューサーからは更に、「ファンの皆様にはやきもきさせてしまう状況ではありますが、「スパロボ30」でもOGシリーズの一部機体が参戦するほか、プラモデルやフィギュアなども各社さんからのオファーをいただいている状況であり、決して「OG」そのものを打ち切りにしたわけではありません。」と説明がありました。

「国内のみならず海外からも「OGはいつになるんですか?」と聞かれており「そうした気持ちを受け止めて「OG」というシリーズをきちんと完結させたいという想いはずっと抱えています。そのうえで何も言わずに言うよりも、はっきりと言ってユーザーのみなさんに怒られることを十分受け止めたうえで、今後どうするかを考えていきたい」との思いでコメントをさせていただきました。この日、最新作という形で皆様に情報をお届けすることはできませんでしたが、ゲーム以外の形でもIPが維持される努力は続けていきます。今の情勢が落ち着くまで、もうしばしお時間をいただければと思います。」という寺田貴信シリーズプロデューサーからのコメントで「スパロボOG」についての説明を終えました。


▲オフラインでの展開として“スーパーロボット大戦OG展”も開催されます
スーパーロボット大戦OG展の詳細はこちら(https://hakabanogarou.jp/srwog)

新曲もメドレーも流れたスーパープレミアムライブ!

第1部のラストは、感謝祭恒例のスーパープレミアムライブ! 今年はオンラインということで生放送を見ている皆様が視聴できるライブとなりました! 水木一郎さん、遠藤正明さん、JAM Projectさん、そしてM.A.R.Y. 4 TUNESさんたちが、「スパロボ」関連の新曲とメドレーを歌い上げてくださいました!

ライブは水木一郎さんの「コン・バトラーVのテーマ」から幕が上がり、遠藤正明さんが、新曲「流離の刃~Sleeping beast~」を本邦初公開。この曲は、「スパロボ30」で男性主人公エッジ・セインクラウスを演じられる杉田智和さんのことを想いながら書いたもので、まさに男のラブソングとも言える1曲。

そして、こちらも初公開となる「Divine beast」をM.A.R.Y. 4 TUNESが魂を込めて熱唱。こちらは、相沢舞さん演じる女性主人公アズ・セインクラウスの主題歌。JAM Projectさんたちが『スーパーロボット大戦30』の主題歌「Drei Kreuz~鋼のサバイバー~」でファンを魅了。30周年記念ソングの「Concerto of SRW」でコメント欄の熱気も最高潮に達した状態から、本ライブだけの特別な「スーパーロボット大戦30周年メドレー」へと移行しました。

アカペラの「鋼の救世主(2000年 スーパーロボット大戦α外伝)」で静かに始まったメドレーは「Break Out(2006年~2007年 スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ)」⇒「Rocks(2007年 スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS)」⇒「THE EXCEEDER(2017年 スーパーロボット大戦V)」⇒「Tread on the Tiger’s Tail(2019年 スーパーロボット大戦T)」⇒「D.D~Dimension Driver~(2019年 スーパーロボット大戦DD)」⇒「Shining Storm~烈火の如く~(2016年スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ)」⇒「VICTORY(2004年 スーパーロボット大戦MX)」⇒「GONG(2005年 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ)」⇒「SKILL(2003年 第2次スーパーロボット大戦α)」というセットリスト! 多くの方にご満足いただけたのではないかと思います。

そして、まだまだライブは終わりません。JAM Projectさんの呼びかけに応えて「もっと! もっと! 盛り上がろうゼエェェット!」と現れた水木一郎さん。水木一郎さんとJAM Projectさんで「鋼の救世主」を歌い上げ、ラストは、全員で「マジンガーZ」を合唱。きっと画面の前の皆様にも熱くなっていただけたことと思います!

そしてライブ後はサプライズとして、今年でデビュー50周年を迎えた水木一郎さんを全員でお祝い! バンダイナムコエンターテインメントからブリザードフラワーのボックスが送られ、全員で水木一郎さんをお祝いしながら温かい雰囲気のなかで第一部が終了となりました。

▲我らが水木一郎さんはコン・バトラーVのテーマを熱唱!


▲『スパロボ30』男性主人公の主題歌は、遠藤正明さんが杉田智和さんを想いながら書いた渾身の一曲!


▲JAM Projectさんの歴代テーマソングメドレーで銀河の果てまでぶっ飛びそう!


▲『スパロボ30』女性主人公の主題歌をM.A.R.Y. 4 TUNESさんが初披露!


▲水木一郎さんのデビュー50周年を記念したサプライズ!

スーパーロボット大戦関連グッズを寺田貴信シリーズプロデューサーと声優陣が紹介する深夜の第2部
スーパーロボット大戦関連グッズを寺田貴信シリーズプロデューサーと声優陣が紹介する深夜の第2部

 第2部は、スパロボ関連グッズの紹介コーナー。生スパロボチャンネルでも、毎回楽しそうに寺田貴信シリーズプロデューサーと声優さんたちがプラモやフィギュアをいじりながら解説することで、隠れたファンが多いという噂のコーナーですが、今回の感謝祭ではかつてないほど大量のグッズを紹介しました。

 『スーパーロボット大戦30』の超限定版についてくるアクションフィギュア「METAL ROBOT魂(Ka signature) <SIDE OG> ヒュッケバイン30」は、リープ・スラッシャーのギミックやカトキハジメさんがデザインしたロゴの入った台座が付属する豪華仕様です。

 発売中の「HG サイバスター」を緑川光さんが紹介する流れに続き、先日発表になった第2弾「HG アルトアイゼン(12月発売予定)」の試作品も初登場。これは、今までのアルトアイゼンの商品とは異なり、「ジ・インスペクター」の“大張正己版”を再現したものです。

 続いて、2021年7月20日から受注開始、11月に発売となるバンダイキャンディ事業部の食玩「スーパ―ロボット大戦OG ORIGINAL COLLECTION 01」と、シルエットのみの公開となった「スーパ―ロボット大戦OG ORIGINAL COLLECTION 02」の紹介へ。ラインナップは未公開のためお伝え出来ませんでしたが、シルエットだけでお分かりの方もいたかもしれませんね。

 キャンディ事業部からのニュースはまだまだ続き、SMP[SHOKUGAN MODELING PROJECT]にR-1、R-GUNの参戦が決定! 昔はスーパーミニプラと呼ばれていたシリーズで、この2機は店頭での購入が可能です。さらに、プレミアムバンダイ限定でR-2パワード&R-3パワードも参戦決定! SRX用オプションパーツセット&R-GUN用プラスパーツも商品化が決まり、全部揃えればSRXが完成します。寺田貴信シリーズプロデューサーも監修中のため、どれくらい大きくなるのかは未定です。

 机の横などに「スパロボ」のロゴを並べられる「アクリルロゴディスプレイEX「スーパーロボット大戦」」と「RIOBOT 変形合体 R-GUN パワード」の紹介後、寺田貴信シリーズプロデューサーのひと言から商品化企画が動いた「1/20スケールディスカッター」が登場! 緑川光さんがディスカッターを手に持って紹介してくれました。剣からマサキの音声や「熱風!疾風!サイバスター」の楽曲、SEなどが流れる仕様もさることながら、没音声も収録されていることも明らかに。加えて、音声を収録したもののゲームではゼルヴォイドの武器に回されたため使われなかった武器の音声も入った貴重なアイテムです。

 また「1/7スケールPVCフィギュア スーパーロボット大戦V 如月千歳」のサンプルも。赤羽根健治さんが紹介し、稲田徹さんがスマホで撮影を始め、一気に生スパロボチャンネルの後半のような空気が醸成されていきました。

 グッズのあとは、リアルイベントの告知へ。「スーパーロボット大戦OG展」の開催が決まり、帽子やTシャツといった会場用のグッズも披露。「スパロボα」を遊んでくださった方であれば思わずニヤリとしてしまう「それも私だ」の台詞がプリントされたTシャツも公開しました。

 「スパロボ30」参戦を記念した「勇者王ガオガイガーFINAL」の限定無料配信や「覇界王~ガオガイガー対ベターマン~」下巻の告知。「スパロボDD」に期間限定参戦する超合金パックマンやPROPLICAパクパクパックマンと、グッズからイベントまで盛りだくさんの告知となった第2部。新作情報とは違った、いつもの生放送に近い穏やかな空気が魅力的なコーナーだったのではないかと思います。


▲アクションフィギュア「METAL ROBOT魂(Ka signature) <SIDE OG> ヒュッケバイン30」

■出演者(敬称略、順不同)
〈CAST〉
神谷明

緑川光
檜山修之
置鮎龍太郎
稲田徹

杉田智和
相沢舞
中村悠一

赤羽根健治
阿座上洋平
長久友紀

がっつきたいか

大張正己

〈ARTIST〉
水木一郎
JAM Project 
影山ヒロノブ
遠藤正明
きただにひろし
奥井雅美
福山芳樹
M.A.R.Y.4 TUNES
橋本みゆき
美郷あき
rino(CooRie)
yozuca*

〈プロデュース〉
スーパーロボット大戦 シリーズプロデューサー
寺田貴信
『スーパーロボット大戦30』プロデューサー
最上頌平
『スーパーロボット大戦DD』プロデューサー
オオチヒロアキ